野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2010/08/04
三鷹市議会の議会改革

7月に配布された三鷹市議会便り、最終面にこの間の議会改革の成果が掲載されているのをご覧になっただろうか。
http://bit.ly/bC6vmh
「ここが変ります! 議会改革 ~引き続き取り組みます~」、として5項目が挙げられている。

①審議会等に参画している市議会議員の委員報酬の見直し

議会選出委員として、議員は平均3~4の審議会等の委員をしている。審議会等は通常出席すると報酬1万円(税抜き9700円)が支払われる。今まで議員にも等しく支払われていた。私の収支報告を見てもらうとわかるが、年間で10万円弱になる。たぶん平均的な収入額だと思う。一部の審議会や一部事務組合などでは毎月報酬がでるものもあるので、もっと報酬額が多くなる議員もいる。
しかし、議員は議員としての報酬を既に毎月支給されている。これは報酬の2重取りでないのか。それは3年前からの私の主張であり、私が参加している「市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク」が前期から主張してきた議会改革=議員報酬改革の一つである。
3年間私が所属する会派「にじ色のつばさ」が主張し続けた結果、条例改正等で対応可能な5審議会(「三鷹市消防委員会」「三鷹市環境保全審議会」「三鷹市商工振興対策審会」「三鷹市個人情報保護委員会」「三鷹市まちづくり推進委員会」)について、議員に限り委員報酬を無しとすることになった。
ささやかだが、1歩前進である。

②委員会に付託された請願等の補足説明などの機会を保障
請願については、まず議会運営委員会で本会議で即決するか、委員会で審査するかを審議する。委員会で審査する場合、その事項について行政担当者が説明し、議員が行政担当者に質疑をしていた。請願を提出した市民は委員会を傍聴するだけ。
その後、請願代表者などから説明を聞きたいと委員(議員)が提起して、委員会で説明が必要と決定されれば、改めて日程設定されることとなった。しかも、紹介議員は当然内容を熟知しているはずだから、説明を聞きたいと申し出ることはおかしいとされていた。議会が市民の話を直接聞かなくてどうするといいたいが、これが今までの実態。
これからは、委員会で審査することになれば、原則として請願の代表者が委員会に出席し補足説明などの発言をする機会を設けることになった。
これもささやかではあるが、市民に開かれた議会改革への1歩と言えよう。
しかし、三鷹市議会では、議員の紹介がない陳情は基本的に審査しない。議員に資料として配布されるだけ。その結果、昨年度、三鷹市議会に出された陳情は2件のみ。陳情も委員会で審査する小金井市議会ではなんと86件。三鷹市議会は市民に見放されている、と感じるのはうがち過ぎだろうか。
まだまだ改革していかなければならない課題は多い。

④市議会として市民アンケートを実施
第4次基本計画は行政計画であり、基本構想までは変更しないというものなので、議会としてはタッチする場がない。基本計画も議会承認が必要との条例改正をすれば別だが、今のところその動きもない。行政報告はされても、審議したり承認したりという意思を示す場が全くない。
しかし、財政フレームまで提示され、今後10~15年の三鷹市の具体的施策を既定していくものなのだから、何もせずに見ていては、本当に議会としてし仕事をしていない、議会があってもなくても同じといわれかねないとの危惧を私は持っている。
そこで、議会は、多様な市民の声を背景に、議会としての意思を示すべきだと、第4次基本計画に対しての議会としての取組みを求めてきた。
その中で今回、ようやく今後のまちづくりに市民の声を反映させるため、第4次三鷹市基本計画策定などに関する市議会としての市民アンケートを実施ことになった。
基本計画だけではなく、市民が議会に期待することや議会での取り組みについての要望、意見などを集約した上で、議会での議論の進め方を協議していくことになるようだ。

三鷹市議会では、議会改革は各派代表者会議で議論される。これは、同じ議員ですら傍聴できない議事録公開もない密室の会。出席している幹事長の報告をひたすら待つ。
今、議会改革の必要な点について、何を話し合うのか、ということも、他の会派との調節の上なので、非常にまどろっこしい気分にさせられる。

半歩でも前進は前進、主張していたことが実現されることは素直に喜び、そして次なるステップに向かいたいと思う。